女神の宴in Kobe DEVI★DEVI★DEVI

サラスバティ
サラスバティ

さてさて、2日の宴にお越し頂く女神様のご紹介です。

 

今回の会場となる四宮神社には弁財天様が奉られています。この神様は、インドのサラスヴァティー女神と同じ神様です。
一説では弁財天様は財をもたらす女神として、ラクシュミー女神の要素も含んでいるとも言われます。
サラスバティーは芸術、学問、知恵と美の女神様です。4本の手を持ち、琵琶を抱えたお姿の方がサラスワティーです。この方、宇宙の創造神であるブラフマーの奥様。彼女の余りの美しさにブラフマー神は顔をたくさん持ってしまったそうです。


ラクシュミー女神様は、先ほどのブラフマー神とならぶ3大神のおひとり、ビシュヌ神のお妃様です。蓮の花の上にいらっしゃる絶世の美女、インド版ビーナスです。日本では吉祥天と同じだと言われております。ラクシュミー神は美と豊穣の神様。インドでは日本のお正月にあたるような大事なディワリーというお祭りが11月のはじめ頃(第7番目の新月の日)にあり、このラクシュミー女神を祝います。ディワリでは、皆新しい服を買ったり、お家の壁を新しく塗り替えたりと、日本の(昔の)お正月のようなノリです。たいへんおめでたい女神様なのです。

シバ神って、日本に渡ると大黒様なのですが、インドではなかなかのイケメンな印象です。この神様の象徴はリンガ(男根)ですから。
パールヴァティーと言う奥様と日本でも有名な象の顔の神様、ガネーシャがこのご夫婦の息子さんです。
そして、ドゥルガー女神はパールバーティー女神のもう一つの姿と言われています。戦いと勝利の女神様、武器をたくさん持っていて、ライオンに乗っていたり、虎に乗っていたりします。強く凛々しいお姿で、パワーが必要なときにぜひとも助けていただきたい女神様です。
ちなみに今回、チラシにだけ登場しましたカーリー神もまたシバ神の奥様。旦那様を踏んづけてらっしゃいますが、踏んづけられているだんな様も実は至福のお顔をしてらっしゃいます。

ミーナクーシーもシバの奥様のお一人だそうです。今回は南インドからいらしてくださいます。お魚の目をもつ南インド土着の神様だそうです。幸運を与たえ、病気から守って下さいます。
カーマクシー女神の「カー」はサラスワティーを、「マー」はラクシュミーを示し、カーマクシー女神はサラスワティーとラクシュミの両方の目を持つと言われています。前述のサラスバティーとラクシュミーの両方の恩恵を授けて下さるということで、この女神に祈るとどんな願いも叶い、人生に大きな繁栄と栄光が与えられると言われています。