声を巡る旅

 

「ヨガ・オブ・ボイス」をベースにした、声を用いて、ご自身を解放していく、あるいは癒していくワークを提供しています。ヨガ・オブ・ボイスは、一般的な音楽における発声法とは全く違った声の出し方をすることで、自身の内面に深くアプローチしていきます。声を巡る新たな旅に出てみましょう。これまで、感じたことのない世界へと、あなたの声はあなたを誘ってくれます。

 

*「ヨガ・オブ・ボイス」とは、シルビア・ナカッチにより作られた声を自由にするメソッドです。詳細はこちらまで

 

ヨガ・オブ・ボイス1日21分

声の旅・ボーカルメディテーション



私の声の履歴書

 

 

自分の声が嫌いです、

歌うことも苦手です、

そうおっしゃる方に、たびたび 出会います。

 

私自身も自分の声は嫌いでした。

 

 

子どもの時は、

とくに嫌いじゃなかったように思います。

 

歌うことは大好きだったし、

人前で歌うこともありました。

 

でも、大人になって気がつくと

自分の声も、自分の喋り方も嫌いになっていました。

 

もっとメリハリのある、

低くて、響く声に憧れていました。

 

自分の声と正反対の要素の声です。

 

 

今でも、好きです! とは 正直 言い難いですが

自分の声のいいところもあるし

この声を大事にしていこうと思えています。

 

*****

 

 

子どもの時から

歌うことは好きでした。

 

でも、どちらかというと

一人で歌うより、ハモるのが好きだった

と言ったほうがいいかもしれません。

 

聞こえてくるあらゆるものと、

共鳴して声を出していたように思います。

 

私にとって、

ただ、それがとても幸せなことだったので

耳で音を覚えることは

それほど難しくはありませんでした。

 

そのせいだったかのかどうか わかりませんが

小学校では、

音楽の先生に気に入られ、

独唱のパートを任せられたりと、

気がつくと

私は歌が上手い人

ということになっていました。

 

そして、私自身も

勉強ができるとか、運動ができるとか

他に得意なものもなかったので、

 

歌が得意な自分

というアイデンティティーを作り出していたと思います。

 

その後、

合唱団に入ったり、

コーラス部に入って歌ったりしていましたが、

 

決まった歌を歌うことが

なんだか、

だんだんと苦しくなり

クラブ活動もやめてしまって

 

気ままに

自分でも歌を作ったり

ボップスを歌うようになりました。

 

大学時代は

グラブ活動でもバンドをやったり、

フォークギター片手に

弾き語りなんてこともしていました。

 

そのうちに、

それもつまらなくなり、

ジャズが歌えたらかっこいいな〜

と思うようになり、習い始めました。

 

ジャズといえば

やっぱり

低い声と、リズム感

 

それは、私には全くなかったもので、

どう歌っても

カッコよくはならない・・・。

 

そのうち、自分の歌い方はダメなんだ

自分の声はダメなんだ、

と感じることも増えて、

嫌いになってきてしまいました。

 

歌っているといろんなことを忘れて

楽しい時間もありましたが、

練習すればするほどに

なんだか、ダメだな〜

と思うことが増え、

楽しさはなくなってきていました。

 

 

ボイストレーナーの先生に、

声を出すのは裸になるくらい恥ずかしいこと、

裸になれないなら歌なんて歌えない

そう言われたこともありました。

 

また、あるとき、

一緒にやっていたミュージシャンの方に、

もっと、自分を開いて歌った方がいい、

と言われたこともありました。

 

 

私なりに、

頑張って、自分を表現して、

カッコよく歌う自分を

作ろうとしていたのだと思いますが

 

自分を開くというより、

作ろうとしていたように思います。

 

ジャズ以外のバンド活動もやっていたのですが

そこでも、自分を作っていたように思います。

 

みんなで演奏するのが

楽しい瞬間はあったけれど

 

歌自体に感謝する想いや、

大切に思える歌を歌っていなかったと思います。

 

カッコよく自分をアピールしていく、

同業のボーカリストの皆さんたちを見ていると

私にはできそうにない、

そんな気持ちになっていきました。

 

なんかもう、

これはちょっとしんどいな〜

と感じることも増え、

仕事を理由に

少しずつジャズからも

バンド活動からも離れていきました。

 

****** 

 

そんなとき、

ヨガ・オブ・ボイスに出会い、

 

歌うことに許可はいらない

というシルビアの言葉で

 

思いのままに、

自由に歌ってもいいこと、

 

自分のために歌えばいいことを

思い出しました。

 

 

ヨガ・オブ・ボイスを体験しながら、

歌うことの本質がだんだんとわかってきたときに、

 

前述のアドバイスをくれた

お二人のメッセージも

とても腑に落ちる言葉だと感じることができました。

 

そのままの自分で

そのままの自分の声で

歌えば良かっただけなのです。

 

カッコよく歌わなければ、

ということを背負って、

自分の歌を歌えなかったんだと思います。

 

 

******

 

歌うことは苦手だと思っている方は

おそらく、

何らかの理由で、

自分の歌を歌うことを

忘れているのだと思います。

あるいは、 

自分に許していないのだと思います。

 

 

歌うことは誰にでもできる

自分自身を癒す一番の方法です。

 

もし、忘れてしまっていたら

思い出すお手伝いをしたいと思います。

 

自分の声や歌が

嫌いだと思っている人がいたら、

そうではないことを

思い出すお手伝いをしたいと思います。