メディスン・アート講座(Medicine Arts)

月1回 1回5時間(途中休憩あり)

オンライン・会場 どちらでも可能です

 

テーマ

 内容

1

病と癒しのメカニズム/心の病、心の仕組み 

今、病があまりに日常に溢れてきて、薬を服用することがとても安易になっている時代。病とはなんなのか、癒しとは?健康に生きるための病のあり方を考えていきます。また、薬としてのアート表現、アートワークのあり方を探ります。

2

発達論に基づいたアーツセラピー1

心の不安定さを扱う時に、発達という考え方は外すことができません。各々の発達の段階におけるワークの適応、必要なワークについてお伝えします。

3

色彩心理、チャクラと色彩

色彩は、アート表現とは常に関わりを持っています。形などのイメージよりさらに奥に色のイメージの世界があります。それをひもときながら、色の意味を探っていきます。

4

現象学とゲシュタルト的アプローチ

現象学とゲシュタルト心理学は、人間の知覚や経験についての理解を深めるために互いに関連性がある分野です。ゲシュタルトとは、全体としてのまとまりの形をいい、全体としての構造や関係性がを重要視します。このような視点でアート作品と向かい合うことで大きな気づきをもたらします。

5

曼荼羅とは

曼荼羅は、世界中の文化や宗教で用いられるシンボルであり、人間の内面を表現するための優れた手段の一つです。ユング心理学の視点から見ると、曼荼羅は、人間が自己を理解し、自己の中にある潜在的な可能性を発見するための優れた手段であると言えます。

6

数と図形

数には人々が持つ神秘的な世界観や宇宙観が反映されており、それら様々な分野に影響を与えてきたと言えます。文化や宗教によっては異なる解釈や意味合いがありますが、一つ一つ数の意味を見ていくことで、思いもよらないシンクロに気づくことができます。

7

占星術とアート

例えばユング心理学では、西洋占星術の惑星や星座は個人の心の中にある複数の自己像やアーキタイプと関連付けられています。これらをアート表現と合わせることで、より一層、個人が自己理解を深め、自己成長を促進させることが可能になります。

8

シャーマニズムとアートセラピー 

シャーマニズムの分野とアートセラピーは切り離せません。人間が太古から続けている創造的な営みとシャーマニックなプロセスの関連性に着目して、ワークの場の創り方にいかしいきます。

9

四元素、五元素

四元素説、五元素説は、古代から現代まで多くの分野に影響を与えており、占いや宗教、神秘主義において、重要な役割を果たしています。この4つ、あるいは5つの要素の仕組みを知り、無意識に受けている影響を紐解いていきます。また4元素、5元素の発想による、ワークのアプローチをご紹介します。

10

神話、物語

神話や物語は、私たちの現実を作る雛形として無意識的に用いられています。意識化していくことで、望まない物語からの離脱、あるいは人生のプロセスを理解していくことが可能です。また、多くの神話は世界の各国でさまざな共通項があり、集合無意識を探る手がかりにもなります。人生の創造者として、自分自身の物語を生きていきましょう。

11

アーキタイプ

アーキタイプは、個人の潜在意識に存在する普遍的なイメージやパターンです。アート表現を通じて自分自身が持っているアーキタイプを言葉やシンボルで理解していくことで、自己理解を深めることができたり、他者とより良いコミュニケーションを築くことが可能になります。

その他(次年度)

ソマティクス・アートセラピー 

ソマティクスとは、身体と心を統合的に捉えるアプローチで、個人の身体的感覚や動き、姿勢、呼吸などを通じて、心身のつながりを理解し、自己認識を深めることを目的としたものです。そのプロセスにアートを用いることでより自己理解、自己認識が深まり、さらに心身からの無意識的な声を聞くことができます。

 

音と振動とアート

音の周波数は、耳に聞こえてこない音も含めて、私たちの心身に気づかぬうちに影響を及ぼしています。しかし、音から言葉が生まれ、音の表現は現実を作り出すことともつながっています。音の持つ力を理解し、音の表現、声の表現を用いたアプローチからのアート表現について探求していきましょう。

 

ファミリーツリーorファミリーコンステレーション 

家族のあり方は人生の雛形になっていきます。少なからず、誰しも家族間の葛藤を抱えていますが、現家族を超えた家族的無意識に注目することで、問題が解決することがあります。家族的無意識を探る方法として、家系図などを用いたワークも行なっていきます。