メディスンアーツ・ベーシック講座

 

 

Medicine Arts(メディスンアーツ)は、自己表現を通じて心の奥深くに触れ、癒しや気づきを得るためのアプローチです。

アートで表現する行為は、潜在意識の深くと繋がっている行為です。

 

絵を描いたり、何かを作ったりというアート制作だけでなく、さらにそれを音や動きへと変えていく、あるいはその逆のプロセスで

さらに気づきが深まったり、行動化への一歩とに繋がる体感を得たり、

イメージをすすめていくことで、ていくことを実感していただけるかともいます。

 

このベーシック講座では、

基本となるアートセラピーの理論から実践までを包括的に学び、

セルフケアだけでなく、実際にアートセラピーを行っていくために必要な基礎を学びます。

 

また、そこから音や動き、詩、ドラマといった

様々な他のアート表現の方法(モダリティーといいます)へのつながることで

アート制作単独では得られない、飛躍的な変化へと導く方法をお伝えしていきます。

アートと同様に、音楽やダンスなどのスキルは全く必要ありません。

 

もちろん心理的な内容も扱いますが

心理学的なバックグラウンドは不要ですので、どなたでもご参加いただけます。

 

✴ 概要

目的:自分自身の内面とつながり、表現を通して癒しの基礎力を養う。

特徴:月1回の少人数制ワーク+講義形式/毎回課題提出あり/体験重視。

対象:アートやケアに関心のある方。
アートを通したセルフケアのグループを作っていきたい方。
専門資格は不要。

 

講座内容

 

🔸第1回:「安全な場」づくりの原則
              

     なぜアートがセラピーになるのか?

 

安心・安全な枠(コンテナ)とは何か

対人援助と依存の境界線

アート表現のグループをファシリテートする人の役割とは

アートの歴史とアート表現、発達論的視点

アートセラピーの歴史と発展

アートワークカードの使い方、描画素材の準備

✏課題:自己探究のアートの課題 、自分にとってアートとは?
    

    次回までに3つの画材を揃える

 

 

🔸第2回:素材と感覚 ― 素材による感触と感情の違い

 

クレヨン/パステル/水彩などの様々な画材の体験と比較

表現の起点としての身体感覚

アートメディアのスペクトラム1

ETC(Expressive Therapies Continuum)について1

素材からのアプローチ

立体素材の準備

✏課題:平面素材の研究
    

    次回までに立体素材を揃える

 

 

🔸第3回:立体への広がり ― 粘土とウッドチップス

立体素材の探究

様々な粘土

様々な構成素材

アートメディアのスペクトラム2

✏課題:立体素材の研究

 

 

🔸第4回:アプローチの違い① ―投影法と構成法

スクリブルと風景構成法(比べて体験)

立体表現における投影法と構成法

ETC(Expressive Therapies Continuum)について2

✏課題:構成的、投影的なプロセスの理解と実践

 

 

🔸第5回:布・ファイバー素材と記憶の身体・家族を考える

繊維素材と身体の記憶へのアクセス

セラピードール

家族をテーマにした表現(KFD法など)

✏課題:身近な布・糸を用いた自由制作とレポート

 

 

🔸第6回:アプローチの違い② 指示的か非支持的か

テーマの作り方、考え方 

指示的:特定のテーマや課題を提示し、それに基づいて制作を始めてもらう

非支持的:テーマや画材の選択をクライアントに委ねる

✏課題:指示的なワーク、非支持的なワーク、統合的なワークを考えてみる

 

 

🔸第7回:表現のモダリティ① ― 声と音の身体

声の表現と感情の解放

響きと振動の癒しの力

声とアートの統合

✏課題:音や声の表現をサポートする楽器をそろえる

 

 

🔸第8回:表現のモダリティ② ― 動きと即興、ドラマ

身体を動かすことの意味

ダンス・演技・動きの表現体験

身体との対話

✏課題:自分の動きからの表現記録

 

 

🔸第9回:象徴と神話的視点の導入

象徴とは何か? どのように扱うのか?

色・形・数・図像の象徴性

神話的視点

曼荼羅ワーク

✏課題:カラーバイオグラフィー

 

 

🔸第10回:コラージュとアッサンブラージュ

様々なコラージュ法

アッサンブラージュ

✏課題:平面ではないコラージュを作成

 

  

🔸第11回:トラウマ・心のスペクトラムへの理解

トラウマとは何か/PTSD・解離・発達的課題など

表現の場で起こりうる心の動き

専門家との連携・紹介の判断

✏課題:

 

 

🔸第12回:個人セッションとグループセッションの違いと注意点

作品の保管や記録方法、あるいはもし展示などを行う場合の注意点

個別に関わる場合の注意点

困った時の対応法

今後、どのように活かしていきたいか?

✏課題:

 

*課題内容は参加者によって変更になる場合があります。

課題とは別に週に1回アートワークカードが届きます。


課題と関連してる時もあれば、そうでない時もあります。
48枚のカードが届きます。

2年間で108枚(
入門11枚、ベーシック48枚、アドバンス49枚
)揃います。

 

 

 

毎月引き落とし 22,000円(税込)クレジット対応 

 

半年ごと125,400円(税込)お振込

 

一括 237,600円(税込)お振込

 

*年1回 リトリート参加費無料(宿泊、食費代はかかります)

*アドバンスにお進みの方は、ベーシックの内容は何度でもご受講いただけます。

 


ベーシッククラス終了後は、実際にアートワークの提供の場を創っていただき、アドバンス・クラスでブラッシュアップしていきます。