ヨガ・オブ・ボイスを学ぶテキストとして

Free Your Voice 声を自由に!!

 

 本書では、日々、歌うことを通して、自分自身が変容していくメソッドに溢れています。

『歌うことが苦手』と考えている方にとっても、歌うことの概念そのものが変わってしまうような内容です。

 

本来、人は生まれた時から、声を通してコミュニケーションをしています。赤ちゃんがお母さんのおっぱいを求めているとき、湧き上がる思いのままに泣き声をあげて訴えます。そんな赤ちゃんの欲求に対して、お母さんは対応し、優しく話しかけたり、歌を歌ったりします。赤ちゃんにとっては、もちろん言葉の意味はまだわからないけれど、音や抑揚を感じて反応し、そのやりとりの中で親子の絆が深まっていきます。

 

しかし社会性を要求される場面が増えてくると、自発的な声のコミュニケーションという、人間にとって最もシンプルで原初的な交流に規制がかかってきます。

 

素直な感情を声にすれば、たちどころにそれは阻まれ、こんなふうにしたらダメだ、もっとこうしなければならない、などなど自発的な声の表現を許されない場面ばかりです。

多くの方の声の悩みは、こうあるべき、こうでなければならない、というその場その場で作られていった決まり事にどんどんと縛られ、自らの声の住処を失ってしまったことが大きな原因ではないでしょうか。

 

 

本書を読み進めていただくことは、あなたが生まれてから現在に至るまで、周囲の環境の中で決められ、型にはめられてしまったあなた自身、そしてあなたの声を解放していくプロセスでもあります。

声はあなた自身、シルビアは本書だけでなく、彼女のワークショップの中でも何度もそう伝えています。

 

本来のあなたのままで、あなたの声のままで良いのだというシルビア からのメッセージとともに、様々な自分自身を解放するエクササイズの数々を手に入れることができますので、それらを続けていくうちに、あなたはいつの間にか自分自身を解放し、あなたの声は自由に羽ばたくことができるようになります。

 

全編を通してのエクササイズの中には、インド、チベットからの様ざまなマントラや、アマゾン、南米のシャーマンの歌なども散りばめられています。ただ単に歌うことだけではない、古来から用いられてきた音や歌を用いて潜在的な力を引き出すシャーマニックな音や歌の用い方についても見識を深めるきっかけになる一冊です。

 

音や声を用いたお仕事をされている方、音や声の要素をご自身が提供している活動に取り入れていきたいとお考えの方にとっても、長年の研究から研ぎ澄まされてきたシルビアの オリジナルなヨガ・オブ・ボイスのメソッドは必ずお役に立つものになると思います。

 

 

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「声を自由に!!」目次

音声練習ガイド  10

推薦の言葉  13

日本語版まえがき  15

序文  17 

はじめに シルビアからの手紙  21 

インボケーション(神性への呼びかけ)  25

 

1章  鳥たちから学んだこと................................. 29 

私の秘密の宗教 

誰が歌っているの? 

ヨガ・オブ・ボイス 

この本の使い方

 

2章  薬としての音楽 なぜ毎日歌うことがいいのか ... 40 

人は生まれながらにして歌うもの  

健康へと続く音楽の道 

若さの泉 

リラックスへの早道  

NOにYESと言おう 

脳へのマルチビタミン  

耳のためのジムへ行こう 

脳を変化させるために歌うこと 

感情を変容させる  

コミュニティを元気づける  

心を温め、頭をやわらかく 

 

3章  歌うことへの許可....................................... 68

親しみを育てること  

チャンティングの隠れ家を建てる 

ドローンと共に歌う 

ダラーナ(dharana):意識を照らす光 

内なる師 

最初の課題:違法な言語を禁止すること 

 

4章  私たちの神秘的な楽器................................. 85 

音楽的物質主義 

楽器としての声

声のケアと栄養

霊的現実としてのトーン 

 

5章  声の身体................................................... 96 

足の4つの面 

歌う背骨

内に向けて歌う 

声の翼  

おなか(下腹) 

胸 

喉 

頭  

唇 

 

6章  最初は、ナーダ以外には何もなかった............118 

音:創造主

外側、内側、そして秘密の音 

ナーダ・ヨガ エネルギーとしての声

打たれていない音 

精霊との共鳴 

音:変化させるもの

シャブダ・ヨガ 言葉のヨガ

ビージャ:種を植える 

神の息吹としての声 

 

7章  ヨガ・オブ・ボイス 呼吸からチャンティングへ ... 138

YOV(Yoga of Voice)オペレーティング・システム 

まずはここを読んで! 

呼吸 

音 

トーン 

シード・シラブル/種の音節 

チベットの伝統から――元素を浄化するシード・サウンド 

ヒンドゥの伝統から――肉体とサトルボディをつなぎ、チャクラの

バランスを整えるシード・サウンド

インボケーション 

ボーカルメディテーション 

マントラ(mantra) 

祈り

チャンティング 

 

8章  ミュージック・ア・ラ・モード.....................177

サルガム(sargam):音楽のアルファベット 

メロディ:水平の音楽 

気分(ムード)の中で 

意味の探求 

ハーモニー:垂直な音楽

ハミング聖歌隊のハーモニー 

リズム:測定できる音楽

継続期間 

自然の鼓動 

ラーガ 

ラサ 

宇宙の音楽:メディスン・メロディ 

スピリチュアル・メロディ主義

森に帰る

 

9章  練習をデザインする....................................223 

その道にいること 

エントリーポイント

エスプレッシーヴォ(表情豊かに) /コンテンプラティーヴォ(瞑想的に) 

 

即興的なボーカルのための108の方法  235 

フィナーレ  247 

謝辞 シルビア・ナカッチより  249 

訳者あとがき  253

注釈  255 

用語集  263 

参考情報  282 

著者について  292 

 


翻訳者:中野  左知子さん

 「シルビアは、歌うことの楽しさを教えてくれ、私の声の可能性を広げてくれました。さらに、私の声を羽ばたかせて、音楽が苦手だった私に、ヨガオブボイスを教えられるようになるという魔法までかけてくれました。」

 <プロフィール>

北米ドラマセラピー学会公認ドラマセラピスト Vox Mundiスクール認定 ヨガ・オブ・ボイスティーチャー(2016年6月取得)


小田まゆみさんからの推薦の言葉

 

シルビア・ナカッチと出会ったのは80年代、仏教のリーダーであるティク・ナット・ハンを中心に大勢の芸術家達が集まったオハイ財団の「精神世界と芸術」のワークショップに参加した時でした。シルビアはそれからもずっと人間の「素晴らしい楽器」である声を使って人々の意識を解放し、人生を楽しむ事を伝え続けてきました。彼女の専門分野は心理学ですが、カリフォルニアのCIIS大学では長年にわたり『ヴォイス・ヨガ』を教えています。昨年にはその才能が認められ、グラミー賞、ニューエイジ・ミュージック部門に彼女の新しいアルバムがノミネートされました。シルビア・ナカッチのワークが日本の生徒達に受け継がれ、この本が出来上がり、古代から伝わる人間の叡智である『声を使った意識の革命』がより多くの人々に紹介される事を大変嬉しく思います。ストレスを抱えた現代社会であなたが目覚め至福を感じながら存在する為のツールとしてこの本をお勧め致します。

 

小田まゆみ

アーティスト、カリフォルニア統合学大学院名誉博士

 

 


本の紹介としてのまえがき(日本語版まえがき)

 

 本書は、歌が上手くなるための本ではありません。タイトル通り「声を自由に!!」する本なのです。それぞれが持っている本来の声を、自由に表現できるようになるもので、楽譜通りに上手く歌うことを目指すものではありません。そしてまた、「声」のためだけの本ではありません。本書の中で提供されているエクササイズのほとんどは、声に関するものですが、そのエクササイズを続けていくことで、頭も心も身体もほぐされていき、日常に抱えている悩みからも解放されていくのです。

 

 さて、なぜ人は歌うのでしょうか? 私は、子どもの頃から歌うことが好きで、人生の多くの時間を音楽に親しんで過ごしてきました。けれど、人前で歌ったり、長時間、話をしなければならない時、1時間もすると疲れ果て、パサパサの声になってしまっていました。ボイストレーニンングを受けていた時期もありましたが、あまり改善の兆しもなく、そんな中、シルビアのワークショップに初めて参加しました。今までの声のレッスンとは全く違ったアプローチで、声を出していくすべてが新鮮で、驚きの連続でした。それは、単に歌い方や声の出し方を学ぶことではなく、声の解放「free your  the voice」とともに、自分自身の人生をどんどんと解放していくような感覚で、”ああ、だから人は歌うのか”ということを、実体験を通して学ぶことができたのです。

 

 私は、2008年にハワイ島ジンジャーヒル(後述 小田まゆみさん主催)で初めてシルビアに出会い、アメリカ、インドと世界を旅するシルビアを追いかけて、数々のことを学んできました。私が8年の歳月をかけて学んできたすべてが、この1冊に納められています。それ以上に、英語が得意ではなかった私にとって、いつでも確認でき、安心して学びを続けていける日本語のテキストがあることは、本当にありがたいことです。

 

 さらに、本書には、シルビアの声のリードが入ったダウンロードできる音源が別に付いてています。文字だけでは伝わりにくい部分もありますので、是非あわせてエクササイズを進めていただきたいと思います。本書をご利用いただくことで、日本に居ながらにして、シルビアの「ヨガ・オブ・ボイス」のワークを体験できるというすばらしい結果が得られます。一人でも多くの皆様の「声が自由に!!」なっていただけることを願っております。

 

 でも、もし仲間が欲しくなれば、是非ワークショップにも足をお運びください。まだ始まったばかりですが、これから日本中に「ヨガ・オブ・ボイス」の仲間の和を広げていきたいと思います。

 

 最後に、著者であるシルビア・ナカッチ氏に、そして翻訳にあたりましては以下の方々には心から感謝の意を示したく存じます。中野左知子さんには、密度の濃い難解な部分もわかりやすく翻訳していただきました。そして神戸新聞総合出版センター出版部の皆様方には、限られた時間の中で、丁寧な編集・校正を行っていただきました。また、翻訳のお手伝いと共に、本書が発行される機会を得ることができたのは、当法人代表理事の北尾真理子さんのおかげです。 

 

 そして、何より、シルビアとの出会いのチャンスを創ってくださり、日本にシルビアを招くことを可能にしてくださった小田まゆみさんには、感謝とともに、今、いちばんに、この喜びをお伝えいたしたく思っています。

 

 2016年5月吉日                             

                                   

一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボ理事(2016年当時)/アーツ表現セラピスト 森すみれ

 


書籍の訂正箇所など

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